毎年、夏休みを利用して、日本百名山の登山を行っています。今年は、9月7・8日、白馬岳に登ってきました。幸いにも天候に恵まれ、最高の登山となりました。登山コースは、猿倉より入山(1250m)し、白馬尻小屋(1560m)へ向かいました。久しぶりの晴れで、ヘリコプターが頻繁に山小屋からのゴミを運んでいました。白馬尻より、まもなく、あこがれの大雪渓となりました。大雪渓では、靴にアイゼンをつけ登りました。途中、クレバスが口を開けていましたので、気を付けて登りました。山小屋でのニュースで、剣岳では、雪渓のクレバス(中は雪解けのため空洞になっています)を踏み外し、重体となったと聞き、ぞっとしました。大雪渓を登り終わると、オヤマリンドウ、ミヤマトリカブトやヤマハハコなどの高山植物のお花畑が出迎えてくれ、疲れを癒してくれます。山小屋は、白馬山荘に泊まりました。気温は、10°C前後で、肌寒い感じでした。山小屋に着く頃には、雲の中となり、あたりは何も見えませんでした。幸いに、翌日は、また、晴れとなり、日の出も拝め、ラッキーの一言です。二日目早朝に、白馬岳山頂(2932m)へ登り、栂池スカイラインコースを下山しました。途中の白馬大池もまた、絶景でした。下山時、今年5月、吹雪のため犠牲になられた北九州の先生方の遭難場所で、冥福を祈りました。ご一緒したM氏のお知り合いでした。 |
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山小屋の荷物は、へりが運搬しています。先日まで天候が悪く、この日は、快晴でしたので、へりの行き来が頻繁にありました。 |
白馬尻小屋(1560m)より、まもなく、大雪渓入り口となります。 |
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いざ、大雪渓へ。9月も初旬で、登山者もまばらでした。夏の最盛期には、登山者が幾重にも列をなしている写真をよく見ますが、この日は、ご覧のように、私たちの仲間しか写っていません。 |
大雪渓の脇には、小雪渓が合流しています。 |
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大雪渓途中には、クレバスが口をあけており、落ちたら大変です。ところどころ、雪解けのため、下が空洞になっているところがあり、危険です。同じ日に、剣岳で、雪渓を踏み外し、重体になったとのニュースが流れていました。 |
雪解け水が岩の間を流れていますので、橋渡しがしてありました。 |